乗車時刻的に一旦家に帰るのは不可能と判断し、新宿の某漫画喫茶でシャワーを浴び歯を磨き、そのサグサグしさに恐怖を覚えながら辿り着いた深夜バス待合所もまたどことなく世間からズレた風体を持ち合わせた人ばかりであり、嗚呼旗から見れば私はこの人たちと同じ人種であり、またこの人たちほど逞しくもないのだなどと杞憂ばかりを繰り返していたわけでありますがさすがにピーピー会話しているのも待合所の間だけであり、ドナドナとバスに詰め込まれた後は動物らしく大人しい夜の習性を見せるのであります。
ぶっちゃけ風邪気味であり、明日明後日自分の体力がいかほどに持つのかとても気がかりではあるものの、案ずるより産むが易し、心配しても仕方ないのであります。慣用句の使い方が微妙におかしいのであります。賽ハ投ゲラレタ!