生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

汎用人型ウンタラカンタラ

人はいつ凡人であると気付くのだろう。己の才覚というものを如何様に量るのであろう。いつ頃からそのような自覚が生まれるのだろう。
才能などという言葉は努力しない奴の言い訳だというフレーズを真実だと仮定してこの10年ほど生きてきたような気がするのだが、案の定才能というもの、言い換えるなれば人には向き不向きというモノが存在するということが実体験に基づいて分かってきた。恐らく物分りの良い人間なら10年もかけずほんの少しで悟るのであろう。
別に声を大にして「努力しない奴の言い訳だ」と叫ぶ人間を呪うわけではない。それで勇気付けられて成し遂げる人間もいるだらうし、自分も望んだほどではないにせよそういったことができている。ただ、幾らか目測を誤ったのではないかというのは否めない。
そこまで分かっているのならウジウジしていないで軌道修正をすれば良いだけではないかという話なのだが、毎年弱ってウジウジする時期が訪れてしまうのだ。

これ以上後ろ向きになっても仕方ないのでその思考を打ち切って早めに切り上げる術が少しずつ身についてきているのは成長と言えるのかもしれない。